天王寺区や阿倍野区に囲まれた便利な立地にある生野区ですが、治安について不安に思う人もいるようです。
それでは、生野区の住みやすさについてお話しいたしたいと思います。
生野区の治安や住みやすさについて コリアンタウン
生野区の治安が悪いという印象を持ってしまう要因の一つとして、外国籍の人が多く住んでいるため、常識の違いによる摩擦が生じてしまいがちであるという点があります。
生野区では全体の20％が外国人であるというデータがあり、国内でも屈指の多国籍地区と言えるでしょう。
コリアンタウンなどもあるため、煩雑な印象になってしまうことはあるかもしれません。
また、このコリアンタウンに観光により人の多いエリアもありますが、全てが人出の多いエリアというわけではありません。
例えば桃谷駅周辺は整備の進んだ静かで落ち着いた住宅街エリアですし、寺田駅周辺もファミリー層の多く住む住宅メインのエリアです。
また考え方次第では、コリアンタウンは近くで安く本場韓国の味が楽しめる貴重な場所ともいえます。
生野区の治安や住みやすさについて①治安
実際のところ生野区の犯罪発生率は大阪市のランキングの中でも、ちょうど真ん中位に位置しており、決して治安が悪いエリアというわけではありません。
また生野区では「いくみんパトロール」という子どもたちの事件や事故の発生を予防するための活動に取り組んでいます。
区内のパトロール以外にも公園施設の安全点検、小学校・保育園・幼稚園の巡回、自転車や不法投棄、落書き防止活動など幅広く活動しています。
いくパトドットコムという、いくみんパトロール隊のウェブサイトも開設しているなど、街全体の防犯意識は高いといえるでしょう。
生野区の治安や住みやすさについて②アクセス
生野区は大阪メトロ千日前線、大阪環状線、近鉄大阪線、近鉄奈良線などが通っていて、大阪市内はもちろん、奈良や三重にもアクセスすることができます。
千日前線の南巽駅は始発駅のため、通勤通学の際には座っていくことが出来ますし、なんば駅や日本橋駅にも直通でアクセスすることができるのでとても便利です。
まとめ
治安を不安視されがちな生野区ですが、実際に住んでみるとごく普通の街です。
特に桃谷駅や寺田町駅は娯楽施設や居酒屋などが少ないため、不特定多数の人が乗り降りする駅ではありませんし、駅周辺で酔っぱらって騒いでいる人もいません。
生野区はトータル的に考えても、街の防犯意識が高かったり、市街地にアクセスがいいなど、住みよい街と言えるでしょう。
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