賃貸物件を探す時に立地や賃料はもちろん大事な検討要素ですが、建物の構造や種類によっても住みやすさや快適性が異なるので、確認しておきたい要素です。
今回は、賃貸物件を探す時の参考のために、建物構造と種類、その特徴とメリットについてご紹介します。
賃貸物件の建物構造の種類とその特徴
まずは日本の住宅の大半を占める木造ですが、柱や梁に材木を使用して建てられており、四季がある日本の風土によく合った建物構造となっています。
建築コストが安いため賃料も安いことが多いのですが、2階建までの建物が多いです。
鉄骨造はS造とも呼ばれ、軽量鉄骨、重量鉄骨とありますが柱と梁に鉄骨を用いていること以外は木造住宅と大きく変わりません。
建築費用はコンクリート造に比べやすく、木造よりも頑丈で間取りの自由度も高いので3階建やそれ以上の建物で見受けられます。
コンクリート造は鉄筋とコンクリートを組み合わせた鉄筋コンクリート造(RC造)が代表的です。
加えて、更に鉄骨を組み合わせた鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)があり、鉄骨が入ったほうがより頑丈になります。
コンクリートの壁、天井から構成される室内は強度も耐震性も耐火性も非常に強く、高層の建物にも適した建物構造です。
賃貸物件の建物構造とそのメリット
木造賃貸物件は、鉄骨造やコンクリート造に比べ性能面では劣ってしまいますが、メリットは賃料が安いことです。
性能面で劣るとはいえ、日本の気候には合っているので通気性がよく、湿気がこもりづらいメリットもあります。
鉄骨造の物件は木造の物件より賃料相場は高いですが、構造の丈夫さも高くなるので安全性や耐震性など気にされる方にとっては丁度いいでしょう。
鉄筋コンクリート造の建物は防音性も高いため、音が気になり、プライバシーを確保したい方にはおすすめです。
小さな子どもがいる家庭や、自宅でお仕事をする方にとっては、よりメリットを感じられるでしょう。
鉄骨鉄筋コンクリート造は、建物の耐震性や丈夫さが高くメリットが多いですが、賃料が他に比べ高めに設定されています。
賃料に合わせて設備や内装のグレードなども高いことがほとんどなので、住まいはお金をかけてでも快適にしたいと考えている人にはおすすめです。
まとめ
賃貸物件の建物構造には木造、鉄骨造、コンクリート造と大きく分けて3種類に分類されます。
木造は賃料が安く、鉄骨造は木造より頑丈でコンクリート造より賃料が安い、コンクリート造は賃料が高いけど快適とメリットがあります。
自分のライフスタイルにはどれが適しているのか、賃貸物件を探している方は参考にしてみてください。
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